白金及びパラジウム先物の取引に関する注意喚起について
お客様各位
昨今の国際情勢を踏まえ、2022年4月8日「London Platinum and Palladium Market」(LPPM)がロシア製の白金、及びパラジウムのブランドを認定リスト(Good Delivery Lists)から除外する措置を講じました。(当該ブランドの全てがGood Deliveryから永久に外されるわけではなく、既存精錬分はFormer listsに入ったうえ引き続きGood Deliveryとして取り扱われる(=4/8以降の新規精錬分がGood Deliveryから外れる)ことになっております)
※参照:「LPPM GOOD DELIVERY PLATINUM AND PALLADIUM UPDATE」(Newsletters And Press Releases from the LPPM)
これに伴い、株式会社大阪取引所では当該除外ブランドに対して、大阪取引所(OSE)の先物取引市場における受渡供用品としての指定の取扱いについて、取消しを含めた対応が検討されております。
※参照:「白金及びパラジウム先物の取引に関する注意喚起について」(JPXサイト:マーケットニュース)
ロシア製ブランド(Krasnoyarsk)のパラジウムに対して、受渡供用品としての指定の一時停止措置がなされました。
※参照:「パラジウムの受渡供用品の指定ブランドの一時停止について」(JPXサイト:マーケットニュース)
受渡供用品としての指定が取り消されることとなった場合、売建玉の急減や一層の流動性低下が予想されるため、建玉保持に伴うリスクがこれまで以上に高まることとなることが想定されます。
当該銘柄をお取引の際には、十分にご注意いただきますようお願い申し上げます。
以上